小学校6年生の夏 その1
小学校6年生のときの少年の船は、今でも忘れられない。いろいろな小学校から子どもたちが集まり、1週間ほどの船旅をした。
大阪港から目指すはまず台湾。たぶん2泊で到着したと思う。基隆港に着いて、船から降りて地面に立つと頭がクルクル回っていた。到着までには何回もゲロを吐いていたんで当たり前。
わたしは子どもの頃、数時間のバス旅でも乗り物酔いがひどかった。大人になってもトライアスロンの海スイム、少しの波でも吐きながら泳ぐレベル。
1970年。台北でいもいろな行事があったはすだが、覚えていない。ただ、まだ日本で高級品だったバナナが道ばたでゴロゴロしていた記憶がある。配られたお弁当にもバナナは入っていたが、体調不良もあり、ありがたみ極小(笑)